よびちゃん

人数の町のよびちゃんのレビュー・感想・評価

人数の町(2020年製作の映画)
3.7
野心的なSF。人数にされる。タイトルのズレるデザイン素敵。四宮秀俊の撮影綺麗。
ビルの間見下ろし。広がりとノイズのある音楽。僕は最高でも最低でも特別でもなかった。居場所ないんだろ。いるか?いるよな、用意してあげるよデュード。新人だから勝手が分からない。ディスりタイム音楽違和感。投票、口コミ、実験台。デュード、フェローという呼び方からすると外国のシステムを日本に持ち込んだのだろうか。ディストピアだけど、バスに乗り込む知らない人たち、説明もなくやる簡単な仕事、どれもそのへんで出会える風景。流される居心地の悪さ。順応してしまう(でも変化そのものを捉えたシーンないよ!)。ファウンデーションみたいな脳に直接来る警告装置。
中村倫也この役似合う。石橋静河魅力的。立花恵理のスタイルの良さと男を馬鹿にしつつも楽しんでるの良い。特に前半の抑えた感じ。後半は石橋静河が良すぎるのか変化がないからか魅力が減退する。
角を曲がって先へ行くシーンが多い。映画っぽさだ。カットで動き繋ぐのは少ない。寄らない。だから単調さが出る。切り替わるテンポに違和感がある。意図したのか分からない。
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