ハセ

スパイの妻のハセのネタバレレビュー・内容・結末

スパイの妻(2020年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます


「自分が信じたから裏切られてもいい」と裏切られる前には思うことではあるが、それは綺麗事でしかないとまざまざと見せつけられたような気がした。

国家の秘密の話をするのにあんなに声の響く倉庫で話して大丈夫なのかと勝手にハラハラしてしまった。

「君に嘘をつくように出来ていないだから黙ってくれ」
こんなズルい台詞があるだろうか…
こんなの聞いてしまったら次からこの人の言葉には嘘は無いって信じちゃうだろ惚れてる人なら特に…。

黒沢清監督の映画の平穏から不穏の切り替え本当にいつもゾクゾクするし物語に没入していく感覚と先を早く見たい気持ちでワクワクする…。
ハセ

ハセ