スパイの妻のネタバレレビュー・内容・結末

「スパイの妻」に投稿されたネタバレ・内容・結末

何の映画かも知らずに観て、観終わってからフィクションと知り、確かに日本歴史にはなんの影響も及ぼしていないなと納得。
聡子はザ昭和女性という感じですが、現代男性の理想なんでしょう。実際の当時の女性はどうだったのでしょうか(笑)

歴史に弱いので、満州で行われていたことを海外に持ち出してという話をしていたと思いますが、それをしてどうなるのかというところまで理解できておらず、モヤモヤとしています。

NHKは人気者だけ使ったキャスティングで変なコメディとかシュールなドラマに手を出さず、こういった歴史的であったり、文化的なドラマだけに絞って経費を削減するべき。
黒沢清監督が手掛けた、NHK BS8Kで放送されたTVドラマ『スパイの妻』の劇場版作品である本作は、太平洋戦争開戦間近の1940年、貿易会社「福原物産」を営む夫・福原優作とともに神戸の洒脱な洋館で何不自由のない生活を送っていたとある日に、物資を求めて満州に渡航した優作と優作の甥・竹下文雄が日本へと連れ帰ってきた、謎の女性・草壁弘子の遺体が見つかったことを神戸憲兵分隊本部の分隊長で幼馴染でもある津森泰治から聞かされたことで不安を募らせていた中、関東軍による恐ろしい人体実験を目撃した優作らが正義のためにこの国家機密を世界に知らしめようと秘密裏に準備をしていたことを知り、"反逆者"として疑われる愛する夫を信じてともに生きることを決意した福原聡子の姿を追ったものとなっているのだが、舞台が太平洋戦争開戦間近の日本であり、731部隊による満州での人体実験を題材とした内容となっているので人を選ぶ作品であることに間違いはないでしょうし、歴史の闇を背景に織り成される夫婦の物語もまた、"スパイの妻"として愛を貫こうとする聡子の姿を見ているだけでも面白く、今後の展開が気になり最後まで目が離せなかったことも事実なのだが、どこか物足りなさが。とにかく評価が難しい作品でしたね。率直な感想としては本作は決して悪くはなく、舞台セットなどが若干チープに感じてしまうのはTVドラマを劇場版に再編集したものなので仕方がないとして、それでも聡子を演じた蒼井優の演技はとても素晴らしく、彼女の豊かな表情の演技が見れただけでも観る価値は大いにありましたし、太平洋戦争や731部隊に目を向かせられた点もやはり作品の存在意義が感じられ、個人的には最後まで楽しめました。ただ、説明不足な点もあって展開に強引さが見受けられますし、きっと映し出される物語の背景や夫婦の人物像を読み解こうとすることで活きてくる作品だと思うので、気軽に視聴ができない点は気になるところではある。
蒼井優の狂い方というか倒れ方が凄かったな。最後海辺で泣きじゃくるのは何だか演出の匂いを感じて冷めてしまった。「聡子、大声を出し号泣」ってト書が浮かんだ…。高橋一生は最初から最後までよくわからなかった。ずっと騙されてた感じもするし。最後、霧に消えていくところがドンピシャでした。お見事!
貿易商を営む夫が満州に旅行した際に国家機密を知り、国際社会に関東軍の行いを告発し、アメリカ軍による対日本戦への参戦を促し、戦争を終わらせようとする。妻聡子は、夫の異変を察し、夫の浮気を疑いながらも、夫の志を支えようと、自らの手で軍人の要職であり幼き頃の想い人にあえて機密の一部を暴露することで、スパイの妻として働こうとする。二人でアメリカへの亡命を企てるが、聡子だけが日本軍に捕らえられ、持っていた証拠もかつて忘年会用に撮影した自らスパイに扮している映画のフィルムのみであった。自分をも欺いた夫の策略に対し、お見事ですと叫び、気が狂ったかと思われるが、精神病棟で自分は一人正気であり、その正気であることがこの時代において正気でないのだと語る。神戸の町も空襲に襲われ、戦争は終わるが、聡子は夫を愛するあまり、目の前の幸福ではなく大義を取った代償を目の当たりにする。
映像は可愛くて雰囲気あってよかった。

セット(特にラストの空襲で病院が焼けたシーン)がなんだかちゃちくてNHKのスペシャルドラマ感あった。

ストーリーもなんだかよく分からない終わり方だった。
ゆうさくさん達は、日本軍が捕虜を使った実験を行なっているという事実をアメリカ政府に伝えて国際的な裁判にでも持ち込もうとしたのかな、、、
奥さんが空襲のあった病院で、「これで日本は終わる。お見事!」とか言うシーンあったけど、この映画の世界線では、ゆうさくさんが日本軍の事実をアメリカに伝えることに成功したから終戦したという感じなのかな。よく分からん。
実話でもないが、満州で人体実験が行われた事や売国奴を摘発するために憲兵隊が組まれた事等事実を交えたフィクション。
太平洋戦争がどうだということよりも、幸せとは何かを追求していく夫婦を描いた作品。

優作がしたこと?(完全に果たせたかは不明だが)によって神戸が火の海になり、聡子が泣き叫ぶシーンの喪失感が半端ない。フィルムを通してじゃなくて聡子は実際に優作の「見たもの」を見て同じ場所に立てた瞬間なのだろうと思ったら悲しすぎるだろ。
観終わったのが人が寝静まった深夜だったこともあり、かなりダイレクトな虚しさと寂しさに襲われた…
マジョリティとマイノリティをめちゃくちゃよく描いている作品で、聡子の最後のセリフ「私は一切狂っておりません、ただそれがつまり狂っているということなのです。この国では」に凝縮されていると思う。

フィルムというアイテムを利用したギミックも面白くて全てを爽快に回収していくのが観ていて面白かった。
優作は多分ずっと前からスパイだったんだろうな。ただ聡子の命を守りたくてわざわざ憲兵隊呼んで捕まえさせて、安全に過ごせる病院に入れるなんて凄すぎるな。めっちゃ先読みじゃん。
優作は自分の正義を貫いて愛する人を守ることが幸せ、他人の不幸のもとに成り立つ幸せは幸せと呼べない。聡子は精神的にも物理的にもただただ優作と一緒にいたい。それだけで幸せ。なのに叶わない、夫婦の愛はたしかなのにそれぞれの幸せがズレてて噛み合わない歯痒さが辛い。

最終的に2人が一緒になれたことを願うばかり。

娯楽性にも富んだミステリー映画おもしろかったです!
ps旅館のシーンで登場する積善館という旅館ご存知の方も多いと思いますが、相当雰囲気がよく、千と千尋のモデルにもなっていて雅なので行ってみて!
8月は戦争の映画をきちんと見ようと思って。
なんか思ってたスパイと違ったけど続きが気になって最後まで鑑賞。
「ぼくはコスモポリタンだ」っていうセリフが印象的でした。
正義に翻弄されて、不安定で、この時代に生きてると何が正しいかわからなくて気が狂ってしまいそう。

役者さんみんなハマってて良かったなぁ。
高橋一生と蒼井優の演技、素晴らしくてほんと見いっちゃう。
蒼井優の昭和の女が良かった。
東出昌大は軍服めっちゃ似合うなぁ。豹変するのすき。
優作が聡子に隠していることを伝えるまでどのような映画なのか理解できずもどかしさがあった。(自分の理解不足かもしれない)
しかし、中盤から理解できた。聡子の優作とともにいたいという願い、優作の黒死病の告発という二人の願いは叶ってよかったと思う。でも聡子は自分の中でスパイの妻というもう一つの人格を形成しているように感じた。そしてラストシーンで聡子が泣いているのはそのスパイの妻という人格から本来の聡子の人格にもどり、優作と共に入れないという悲しみを表現していると読み取れる。
映画自体は戦争の中での日本というのがあるので少し重いテーマにも思う。その分、映画にのめり込むことができると思う。
[時代より夫婦の物語]

 何となく、ピンとこなかったが、福原聡子の蒼井優の映画なんだろう、と思った。

 終盤、夫優作(高橋一生)が、果たして聡子と一緒に? そして、それが覆る展開に、驚きはしたが、所詮、そんな展開だろうと、ちょっと落胆した。

 それより、ラストの字幕で示した、もしかしてアメリカの地に立つ所が肝で最もいい所だろうに、それを映像でやって欲しかった。
 
 戦前の関東軍のきな臭い感じがとてもよく、津森の東出昌大が、スキャンダルでも消えずに、あいまいな役どころをこなしているのが良かった。

 関東軍なら、もっと執拗に福原夫婦を追い詰めるだろうに、簡単に釈放されてしまう。言われているように、実は、夫婦の物語で、時代はどうでも良かったのかもしれない。 

 濱口竜介が共同で脚本を作ったとのことで観る。もう少し、突っ込んだところを観たかった気がした(2021.8.20)。
正直なんかもっとすごいどんでん返し的なの待ってるのかな〜って期待しすぎてしまってた!
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