このレビューはネタバレを含みます
大いなる力には大いなる責任が伴う…
どうも、オタケンです。前作中々の傑作でしたが、今作は少ししっくりこないところが多々ありましたので書いていきます。
⚪︎良かった点
①マイルズの心理描写
スパイダーマンであることをカミングアウトするかで葛藤するマイルズ、そしてついにカミングアウト…と思いきやまさかの別アースの蜘蛛に噛まれたために自身の住むところとは別のアースに飛ばされてたという展開は良かった
②実写もあり
今回のヴィラン、スポットの能力描写で実写のシーンがあったり、過去のサムライミ版マークウェブ版スパイディのワンシーンが引用されていたり、実写アーロン(プラウラー)が出ていたりと、実写キャストも抜かりない。まぁ契約の関係かトムホランドはいなかったが…
△微妙だったところ
①スパイダーマンい過ぎ
良くも悪くもさまざまなアースのスパイダーマンがで過ぎていて訳がわからなくなる。前作くらいの人数がちょうど良かったのだなと。スカーレットスパイダーだけでも何人もいたり、アイアンスパイダーも何人もいたり…スパイダーマン好きな人でないと区別つかないって…。
②ストーリーがやや薄味
スパイダーマンをいっぱい出すことに注力し過ぎてストーリーが物足りなさを感じた。①にも関連するが、もっとスパイダーマンを数を絞って各スパイダーマンの描写に割く時間を増やして欲しいなとは思った。途中登場したベン・ライリーなんて知らない人だったら終始「誰?」ってなってたと思うし…。
③ラスト
なんだよあの終わり方!次回に続くみたいな感じとかマジでスッキリしねぇ!とりあえずスポットの一件くらい解決させてから次回に行けよ!三部作前提とは言えこれは無いわ〜…。
前作の加速器の一件でスポット誕生→マイルズがまた他スパイディと共闘→マイルズスパイディの秘密匂わせ→続く!
これならまだわかるが、ろくに次回への伏線も張らず先に何やるか提示されてもサプライズなくて面白くねぇだろうが!
と、いうことでございまして、正直個人的にはあまりしっくりこない終わり方でした。なんかスパイダーマンいっぱい出しとけばファンは喜ぶやろ?って魂胆が見え見えでした。まぁ人生スパイダーマンに捧げてるみたいな人にはおすすめです。