Kenga

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのKengaのレビュー・感想・評価

3.8
アニメでもマルチバース(多元宇宙)を取り込み、ピーター・パーカーの後を継いだ⾼校⽣マイルスの新たなスパイダーマンの誕生を描いたスパイダーマン:スパイダーバースの続編。

各次元ごとのスパイダーマンとその世界の表現の仕方を、CGアニメ、アメコミ調等と描き分けていて美しかった。
白いスーツで女性のスパイダーグウェンのアース65はポップに描かれていて華やかで美しかった。

多次元のスパイダーマン達の集まりであるスパイダー・ソサエティには、妊婦のスパイダーウーマンやインド人のスパイダーマンやパンクなスパイダーマン等の他にも個性豊かなスパイダーマン達が無数にいて楽しかった。

前半の明るく軽やかなパートに対して、後半の深刻なパートがより重く感じてしまった。

物語は途中で終わり、2024年に全米公開が発表されたスパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバースに続く。
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