まず、関係ない奴まで無駄に殺し過ぎ。
前作でもそのきらいはあったけど、
今回はもっと酷い。
行きずりで殺してしまうとかなら100歩譲って理解できるけど、
因縁のあるヒロインを後回しにしてまで赤の他人を殺し回る意味がわからん。
「スクリーム」の犯人みたいに、愉快犯って設定でもあったっけ。
で、やたらめったに殺し散らすくせに、
やり口が毎回、鉤爪でズドン...!っていう新鮮みのなさ。
段取りみたいに人が死んでいくのを見せられていくうちに、
どんどん自分の目も死んでいってた。
前作が、犯人探し要素を随所に散りばめときながら、
蓋を開けたら犯人もへったくれもない、ただの殺人鬼映画やったのに対して、
今回はとりあえず、どんでん返しというか、
オチみたいなものは用意されてるから、
そこは前作より進んでる点かなって思う。
普通に観てたら大してビックリするようなオチでもないねんけど、
自分みたいに舐めてかかって観てると少し驚く。
（相変わらず、いつここに鍵かけたんや？とか、
いつの間にここまで移動したんや？とかっていうトリック的な部分についての説明は何ひとつされへんけどw）
