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The Witch and the Lover(英題)のyのレビュー・感想・評価

The Witch and the Lover(英題)(2012年製作の映画)
4.0
スペイン語と英語が入り混じり、字幕なしでの鑑賞のためスペイン語部分は脳内で補完。ガモーラ的な緑色の肌をした女性が、山奥を彷徨い歩く。落ち葉や木を齧って食べており飢えた様子の彼女が、家を見つける。いつもの「小さな家」がミニチュアで登場し、普段描かれる世界のその外側を描いていることが分かる。こじ開けて中に入り込む。指人形劇の形式をとっているが、いつも通りの不気味な模型と美術が背景に合成されている。
チノチェト政権からの解放運動を指揮したハイメ・グスマンが模型として登場し、暗殺された彼の死を嘆く作品だったことが分かる。めちゃくちゃ政治的主張が強くて面白かった。
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