cuumma

マイ・バッハ 不屈のピアニストのcuummaのレビュー・感想・評価

4.5
実在の音楽家:ジョアン・カルロスの生涯を綴る。

天使の仕業か、悪魔の仕業か…紙一重のジョアンがピアノに向かう姿は凄まじい。気迫を感じる。
事故や事件に巻き込まれて右手が不自由になり、次に左手が麻痺し、苦難の連続でも音楽を体全体で表現した。ラストの残された僅かな指だけで弾くピアノは、天使のような純粋さが感じられて、震えた。
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