上海十月

王将の上海十月のレビュー・感想・評価

王将(1948年製作の映画)
4.0
伊藤大輔監督の「無法松の一生」に続く坂東妻三郎の傑作。伊藤監督は思い入れが強いのだろう、この後2度も映画化されて主演は三国連太郎。こっちの方は観てない。村田英雄の「王将」は、三国の時の主題歌。でも多分この48年度版のほうがよさそう。バンツマの何とも言えない笑顔が魅力的だ。滝沢修もすでにこの時おじさんだ。水戸光子が小春を演じて若い時から死ぬ時まで幅広く演じている。娘は、三條美紀で個人的には、「犬神家の一族」ですね。短い映画ですが、何とも言えない大阪の味わいが出ている映画で好きですね。
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