王将の作品情報・感想・評価

『王将』に投稿された感想・評価

伊藤大輔は、『王将』を三度作っている。本作と、辰巳柳太郎『王将一代』、そして三國連太郎『王将』である。
本作は勝負に勝った坂田だが、女房小春を失ったところで終わる。後半を作りたい。だがバンツマの逝去…

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4.0

名作。すばらしかったです。
将棋なんか映画にならん、と会社に言われた伊藤監督がねばり通して脚本を仕上げたそう。
伊藤監督は60年代に三國連太郎主演での「王将」も撮っているのか…
そっちも見てみたいな…

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無法松と並ぶ、阪妻一世一代の名演。ある意味、出世物語なのでエンタメ的にも優れた作品である。
娘の諌言シーンが見事。将棋大会の参加者名簿に自分の名前を書くところも、主人公のキャラクターを一発で表す演出…

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好キコソ物ノ上手ナレ

最近の大谷翔平の活躍を見るまでもなく、その道の一流になるにはこの諺は絶対でしょう。

そしてもう一人、それを強く感じさせるのが今年八冠を達成した弱冠21歳の藤井聡太名人。
本…

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将棋道場,坂田三吉,関根,質屋,風鈴屋,郵便ポスト,将棋大会,子供電車レール走り,舟,駒火鉢捨て,読経太鼓叩き,京都,関根戦,勝ち,花火,娘父説教,大正3年,草履,母死,王将握り,通天閣佇み,汽車煙…

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nofm
3.8
汽車は『緋牡丹博徒 花札勝負』に受け継がれているように思う。
願掛けはさすがに笑った。

将棋指しが名人を目指す話。
アッサリしてるけど面白かった。75年前の作品とは思えないくらいエンタメ性に富んでいる。まずはストーリーの勝利だな。娘の説教シーンが見所だけど(ちょっとくどかった笑)、その…

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3.0
この三吉は頭の中で将棋を指すのは無理そうだ。ネオン広告はどこの会社なんだ。
2023年30本目。
坂妻の間の取り方がキワキワすぎてびびった。改めて元のこっち見ると62年のセルフリメイクは誇張しすぎた王将に見えてくる
こういう映画が撮れた日本って素晴らしいな。
「無法松の一生」に並んで阪妻の代表作の一つ。水戸光子演じるいまわの糟糠の妻に電話越しに語りかける姿には泣ける。

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