伊藤大輔は、『王将』を三度作っている。本作と、辰巳柳太郎『王将一代』、そして三國連太郎『王将』である。
本作は勝負に勝った坂田だが、女房小春を失ったところで終わる。後半を作りたい。だがバンツマの逝去…
名作。すばらしかったです。
将棋なんか映画にならん、と会社に言われた伊藤監督がねばり通して脚本を仕上げたそう。
伊藤監督は60年代に三國連太郎主演での「王将」も撮っているのか…
そっちも見てみたいな…
無法松と並ぶ、阪妻一世一代の名演。ある意味、出世物語なのでエンタメ的にも優れた作品である。
娘の諌言シーンが見事。将棋大会の参加者名簿に自分の名前を書くところも、主人公のキャラクターを一発で表す演出…
好キコソ物ノ上手ナレ
最近の大谷翔平の活躍を見るまでもなく、その道の一流になるにはこの諺は絶対でしょう。
そしてもう一人、それを強く感じさせるのが今年八冠を達成した弱冠21歳の藤井聡太名人。
本…
将棋道場,坂田三吉,関根,質屋,風鈴屋,郵便ポスト,将棋大会,子供電車レール走り,舟,駒火鉢捨て,読経太鼓叩き,京都,関根戦,勝ち,花火,娘父説教,大正3年,草履,母死,王将握り,通天閣佇み,汽車煙…
>>続きを読む将棋指しが名人を目指す話。
アッサリしてるけど面白かった。75年前の作品とは思えないくらいエンタメ性に富んでいる。まずはストーリーの勝利だな。娘の説教シーンが見所だけど(ちょっとくどかった笑)、その…