もしも30年間、若くて健康な体のままで冷凍睡眠
所謂、コールドスリープできるとしたら
アナタはどうしますか?
自分のことを思っても考えがまとまらないなら、大切な人の顔を思い浮かべてみてください。
大切な人を思うと
中々コールドスリープする気には、なれませんよね。
けれど邪魔な人間が居る人にとっては、
こんなに都合が良いものは他に無いと思いませんか?
こちらは、そんな人物にハメられた男が主人公の映画。
タイトルは
「夏への扉」
ここからは、あらすじ。
本作の主人公(高岡宗一郎)は、将来を期待される科学者だ。
けれど彼は、信頼していた人物に裏切られて全てを失った。
しかも、無理矢理コールドスリープさせられてしまう。
次に目を覚ますと、そこは30年後の世界で何もかもが変わってしまっていた。
それどころか、自分が眠らされた日
大切な人が謎の死を遂げたことを知る。
この最悪な状況を打破する術は、残っているのか、、、。
という感じの映画なんですけども
原作が有名な小説であるが故に、厳しい目で観る原作ファンも多いと思います。
ただ、原作未読の僕にとっては
コールドスリープ、ヒューマノイド、タイムリープなどなど
凡ゆるSF要素が詰め込まれている作品でありながら、しっかりまとまっていて好きな類の映画でした。
藤木直人さんがシュールなユーモアに富んだキャラクターで少し笑える部分もあって楽しかったです。
SF好きな方は是非!