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ラース・フォン・トリアーの5つの挑戦のNapponのレビュー・感想・評価

3.8
トリアー監督好きにはたまらない作品。
監督の思考や、厄介なお茶目っぷりを垣間見ることができる。
やはり曲者…(褒めてます)

敬愛するヨルゲン・レス監督に、作品のセルフリメイクを「これはセラピーだ」と半ば押し付けるトリアー監督。
全部で5作品、毎度条件をつけられ、色々な国にリメイクを撮りに行くレス監督。

無茶苦茶なお題に何とか合わせるが、何かとダメ出しを喰らう始末。

よくわからないプレイながらも、できた作品は実験的でおもしろかった。個人的には1が好み。
5は、読んでいるのはレス監督だが、台詞はトリアー監督のものであり、誰が誰に向けたことばなのか混乱した。自分も巻き込まれた感満載。

ラストはしてやられた感あり、トリアー監督のレス監督への歪んだ愛を感じた。

オリジナル(The perfect human)も観てみたい!
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