ラースフォントリアー監督も大概だが、ヨルゲンレス監督もまた良いリアクションをするせいでこの企画が成立してしまっている。
｢次の試練はそうですねえ…･では、ルールを設けないことをルールとしましょう｣
｢嫌だ！それだけは絶対嫌だ！頼む！ルールをくれ！｣
｢そうでしょう！ルールがないというのは、それはそれで苦しいでしょう！｣
みたいな。
精神安定剤飲むほど疲弊しているのに、ヨルゲンレス監督にコントさすな。
｢カートゥーンなんか嫌いだ！｣と言っていたヨルゲンレス監督が提出したカートゥーンが、フリとして機能してしまう位にはスタイリッシュで格好いい。これがロトスコープというやつだろうか。
トリアー監督は恐らく、一定の水準を越えてくるであろうカートゥーンに対して｢良くないです。駄作を作ることをまだ恐れていますね｣みたいなことを言うつもりだったのに、思いの外良くてつい褒めてしまったのかもしれない。｢今までの試練はこのためにあったんですよ｣とか絶対嘘だろ。
こんな感じの口から出任せ先生がいたことを思い出し、勝手に腹が立ちました。
