IMAXシアターで鑑賞。
冒頭からノイズが四方八方に飛んできて面白い。東京フレンドパークでこんなゲームなかったっけ?(笑)
爆発とか発砲が最早ジャンプスケアとして機能していて、同じ列のお客さんのビクつ>>続きを読む
LDHというワードを前にすると、ぐくぐと体が後ろに仰け反る思いをする。俺にとっての三代目は、J Soul Brothersではなく、魚武濱田成夫だから。
だがこの映画は、LDHから迸る一種のスノッブな>>続きを読む
ウォンカーウァイ監督というのは、ずっと観てると胃もたれしてしまう二郎インスパイア系映画だと勝手な解釈をしているのですが、ギリ中編に分類されるこの映画は、カロリーオフでかなり食べやすい。と思っていたんだ>>続きを読む
あれ
そうでもないな
『ブエノスアイレス』
あんなに素敵だったのに
私
恋に恋してたのかも
は?
格好つけっから好機逃すんじゃん
ダサくていいじゃん
素直に好き合えばよかったじ>>続きを読む
あれ
普通に面白い
熱でも出したか俺
それとも監督が異国の熱に侵されたか
痴話喧嘩の騒がしさが心地よくて
いつの間にか前屈みだった
なんだろう
私
恋かも
イグアス滝の空撮は>>続きを読む
新文芸坐オールナイト3本目。
……これは一体誰の骨格か。
天使と悪魔とそのハーフみたいな服装の立ちんぼたち。それと客。天使は綺麗すぎるのか全然指名されない。登場人物の誰しもがクセ強の共通言語で話す>>続きを読む
新文芸坐オールナイト2本目。
冒頭からエミールクストリッツァ監督の骨格を発見。(こじつけ)
『哀れなるものたち』でハンナシグラが先輩風を吹かせる意味を解説に助けてもらって納得はしてたんだけど、この>>続きを読む
新文芸坐オールナイトの1本目。
到着してから、なぜか胸にむかつきを感じ、「はたして完走できるだろうか?」という不安があったのだけど、悲壮感漂う二人の気の利いた会話のおかげか、俺の魂は食いつくされなかっ>>続きを読む
保坂和志が「三島由紀夫はハナから風景を見ながら風景描写をしていない」みたいなことを何かで書いていて、それは小説『金閣寺』の構造に見られるように、実像を早々と内部に取り込み、それを媒介とした「美化された>>続きを読む
ミーハーなので、すごい日本映画が出たらしいよ~!という噂が、常時速度制限で稼動している私の元にも届きました。
怒りのピークとして、相手に手を出すという直情的「エモ」が個人的に嫌いで、それは余りにも安>>続きを読む
ひねくれてるので、世間が無関心になってきたかなあ~というタイミングで領域展開。
ミカレヴィ様の音楽が素晴らしい。
空間処理能力もとい空間支配能力に脱帽してしまい、不気味であることは間違いないんだけど>>続きを読む
『エドワード・ヤンの』という太鼓判みたいな邦題になんか笑ってしまう。まあ、たしかに『弱者男性の恋愛時代』とかだったら誰も観ないもんなあ(いや、逆に観たい?)
ロバートアルトマン作品ほど登場人物が多い>>続きを読む
いつもみたいに「これってさ~、オタサーの姫が……」と坂上忍の声色で茶を濁してやろうと思ったんだけど、ちょっと体力と勇気が足りない。
群像から徐々に醸成されていく諦念の説得力が凄くて、それぞれの選択がな>>続きを読む
かれぴを誤射された女の子が「岩井俊二」しちゃってから、ときおり流れる、天に召されるときみたいなBGMがすごい好きです。結婚してください。
一種の厳格さによって破滅し、一種の緩慢さによって破滅する。そ>>続きを読む
韓国のアメリカナイズドそのものについての映画が思い浮かばず、そもそもが新鮮だった(韓国のバラエティでよく聞く「ファイティン!」ってかわいいやつ。あれが韓製英語ということを最近知ったけど、今ここで括弧を>>続きを読む
私は、登場人物が奮闘しているのを高い所から高笑いする「完全無欠」なキャラクターがクソほど嫌いなのですが、この奥様もそういった素質を感じさせながらも、その裏には捨て身も惜しまない底知れぬ情熱があり、そう>>続きを読む
ペトラの涙と比べ、ウォームで大仰な感情表現が光るピーターの涙。
アミールはマレーネほどの寂寥感はなく、たいして我慢強くもなさそうであり、ご主人のべしゃりをアイロニカルに変換する要素として機能していない>>続きを読む
会話劇だけだったら正直退屈だったかもしれないけど、マレーネの眼差しが俺をこの映画から引き離さない。
ペトラが「謙虚」について話すとき、奴隷みたいにこき使われるマレーネが見切れることで、話そのものに含み>>続きを読む
最強のパワーワードが欲しいんだ~!
ドラえも~ん!
「「「「「淫!売!下!着~!」」」」」
「童貞男子とモテ女子の身分差恋愛」みたいなギャルゲーをそこそこ通ってきた身としてはこの>>続きを読む
前作では、誰にも視認されていないところでの、孤独な無名の男の苦しみが描かれている印象だったのに対し、こちらは映像内映像の強調や、リーという特別な視線の登場もあり、「アーサー」としても「ジョーカー」とし>>続きを読む
iphoneで撮ったよ!という宣伝に魅かれて鑑賞。
なんていうか……闊歩する主人公を軸としたカメラワークの頻発や、映像外の音楽等、「映画」として観られるようにするための工夫が施されており、個人的には>>続きを読む
榮倉奈々が「リップスティックって知ってる!?」というキメ台詞で、あ、やめてやめて、となりかけたけど、「おでんいらんかえ~」で見事に視聴維持力を回復。
体調いいときに観ると、ゾンビとか染谷くんがあざと>>続きを読む
塔子がトイレに嘔吐しながら言ったことは、だいぶ現実世界での本心が乗っかっているんじゃないかと。
全然映画と関係ないですが、キーボードの「N」と「A」を連打して「なななん」が出たら、その日は良い日という>>続きを読む
ぐぬぬ……アップリンクで観たのですが……思い出せぬ……なんか……妹ちゃん……脱いだから……あ……脱ぐ映画なんだって……それからもう……これ見よがしかもって……脱がないところで……近親相姦……見せてほし>>続きを読む
冒頭から発言権を譲らないネタがおもろいのだが、字幕では処理速度が追いついていないのか、はたまた私自身の処理速度が追いついていないのか、そういうネタであることに気づかず。部分部分を吹替で鑑賞した方が、理>>続きを読む
神童が高次元から降りてきてくれているようなサービス精神があり、個人的に『アレックス三部作』では一番好きです。
スカイダイビングにて、ガン萎えしているジュリエットビノシュさんの顔を、スクリーンいっぱい>>続きを読む
日本人が「日本」について撮るとなると、文化という「伝統」を重んじてしまうが故に、限定的な角度でしか撮れない雰囲気がある。外国人監督でも「日本」愛を映そうとするあまりに、いかにもな観光地が取り沙汰される>>続きを読む
いや面白く鑑賞したのですが、これってつまり
「不要な外出をする風俗狂いの上司がめっちゃイイ娘見つけたけど急にその娘が在籍から消えて怒りの矛先が部下への八つ当たりに変換されていくやつじゃん!」
という視>>続きを読む
商業映画×実話モノ
なんて、ひねくれてる奴が一番近づいちゃいけないやつだろ!って思っていたけど、リハビリのビデオでボロボロ泣いちゃった(照)
『ジョゼと虎~』っぽい軽やかさも感じられながら、実話ベー>>続きを読む
色んなことを書いてやる!と思っていたんだけど、菅田将暉が仕入れを遮られたように、古川琴音がめっちゃ遮ってくる。
あの魅力的な声質もあり、黒沢映画における、哲学的なことを主人公に投げてくるポジションに>>続きを読む
じゃあ船いらないじゃん!なシーンが何度もあったり、声で男を呼び戻したりで、この女は人魚の成れの果てではないかと勘ぐった。もう水中で暮らせよ。
船外機で片腕をブルブル震わせながら、男をじっと睨みつける>>続きを読む
「キスから始まる愛の物語」という予備知識を持っており、一体どんなエロいキスなんだ~!?と期待していたところ、主人公が急に人工呼吸みたいなキスをかまし、無事腹筋崩壊。
愛する女性をパワフルに捕まえ、捕ま>>続きを読む
初っぱなから映像外で音楽を付け足してしまっており、「ドグマチャレンジ!失敗~!!」と真っ赤な照明に包まれる監督を想像した。
ことごとくドグマ作品が「ドグマ作品」ではないことを知ってきて、なんか落ち込む>>続きを読む
ウザギ少年の浮いた存在がこの映画の俯瞰的な視点として機能していて、ホワイトトラッシュの生活に焦点を当て続けながらも、それを単純な惨状として捉えさせないような異物感があった。
だけど、無自覚的に映してい>>続きを読む
北九州サーガの2作目ではあるけど、個人的には『エリ・エリ~』とセットで、「宮崎あおいの為に奮闘するおっちゃん」2部作として捉えている。
長尺映画の鑑賞というのは、なかなか気合いのいるものだけど、この>>続きを読む
「エリ・エリ」って略すと「エリ☆エリ!」みたいに聞こえるらしく、知り合いからポップな映画と勘違いされてしまった。今後、誰かに紹介するときは「サバクタニ」と野太い声で略して「沙漠渓」みたいに聞こえるよう>>続きを読む