ダミアン君に恋してる

Bloom(原題)のダミアン君に恋してるのレビュー・感想・評価

Bloom(原題)(2003年製作の映画)
5.0
"Yes, Because it's Crazy Movie...!!!"

やっっっとレビュー出来る幸せ♡♡♡

英語字幕の翻訳は一通り終わって一旦は鑑賞し終えたわけだけど、今一度、文面にメモ書きしたりしておさらい中。完全に意味を理解するのにもうしばらく時間かかる。私は何週間この映画を見続ければいいんだ。原作本も買い、ただ今読み始めて間もない。

…って、めっちゃハマってんじゃん自分!!!!!
いやぁ~面白いなぁ♪

こちら、生命の良き代償ともいえる
天痴狂乱に富んだ妄想と運命のための讃歌*☆

これは精神世界と魂の旅を意味しているのだろうか…

20世紀の最も重要な作家の1人と評価されるアイルランド出身の小説家ジェイムズ・ジョイスの有名な難解作品『ユリシーズ』を映画化したもの。

理解の難しい"それ"の解釈は人それぞれ、こんな奥深い芸術作品だとはね。文学と演劇の見事なコラボレーション!!


――1904年6月16日、悲観的で冴えないが心優しい中年男レオポルド・ブルームは死者の都ダブリンの街へと放浪しながら心の旅の果てへと消えてゆく。

一見、平凡そうな始まり方…がしかし、とんでもない。誰が何と言おうと類いまれにみる問題作だっっ!!!

\\あぁ…♡(喘ぎ声)//

完全にマッドネス・ループ!!!
こりゃマゾヒズムの行きつくところまでイッたね…

スティーヴン・レイ様を追いかけてしばらく、こんなハレンチかつ奇人変人変態な役は後にも先にもこれだけなんじゃないかと思える。いや絶対にこれがピークだと思いたい。このお役をレイ様がやったってだけで、冗談抜きにトラウマレベルなんだから~!!!!!

発狂熱演ってこういう事をいうのか…恐れ入ったな…

アイルランド人俳優でこの役を演じられるのは絶対に彼しかいなかったに違いない。

えっ?本作で何役やったの??
レイ様のマルチな才能が抜群に発揮されて、いやはや恐ろしや…

凄いよ、笑っちゃうくらい本当にすごいっっ!!!!!

ねぇ…書いていい?

ここまで来るともうネタバレも何も無いと思っちゃうんだけど。予告編にも出てくるから(――実は、本編を観る前にそれを見て笑劇を受けてしまった私)。

たった一日の出来事を描いた物語で誰がどうなるって話でも無いし、いいよねっ!もし本作をこれから観よう、読もうって方は回れ右でお願いしやす…w

わたくしめは、レイ様への愛ゆえにここに綴ります♡




※以下、お下劣下品で卑猥な描写含みます。ご容赦下さいwww


1、事細かなトイレ(排便)のシーン。ズボン下ろし股開きに「便が大きく痔になりませんように」と願いながら力んでポチョン!の後で中腰になってお尻を新聞でシャカシャカ拭き、仕上げに便器の栓を引っ張る。

--アホ可愛いお間抜けシーン☆人間にとって一番見られたくないであろう恥ずかしい場面を普通にやっちゃうもんwww


2、街の騒音を利用して自慢の地鳴り級のオナラのロングショットをかましながら階段を踏み外しズッコケる。でなんと!その場に人がいないと思ったらいて(しかも一番見られたくない相手)、即座にきびすを返し、行為に気づかれたかもしれないという恥ずかしさで足早に(心の中で)ブツブツと焦りの台詞言いながら逃げる。心臓バクバク!

--絶妙なタイミングでコケるの超絶に面白すぎ、コミカル過ぎて爆笑を抑えきれない耐えられない☆これ笑いすぎて涙でたwww


3、"The Mystery Man of the Beach"と題してムラムラ合戦。砂浜で寝そべりながら見知らぬ女性を少し遠くに見つめつつの隠れ手淫行為。いや全く隠れてなかったな、堂々とやっちゃってる。少し遠くからだと気づかれないとでも思ったのか?甘いな。がしかし本人はズボンのポケットに手を入れてコッソリやってるつもり。女性もまんざらでもなく、服をはだけさせ…スカートをめくり股を開き…。そんな淫乱女を前にすました顔してシ〇シ〇やっちゃった挙句にズボンの中で自爆フィニッシュ!欲求不満解消♡

--アゴが外れるほどあんぐり☆(原作では岩陰に隠れてやっちゃってるらしい…)美しい景色を前に〇ナニーするレイ様…ハァ♡


4、罪深きカオスの境地へ。
メキシコ人でアミーゴ!古代ギリシャ人で転んで泥まみれになった罰としてパパチからお仕置きビンタ! "Have You No Soul?"

最愛の妻そっくりな人に耳を引っ張られ侮辱され、砂浜で目で犯した女性に暴言を吐かれてでもやっぱり好かれて、いつの間にかズボン履いてなくて(いつ脱いだのさw)素足丸出しの間抜けな格好で娼婦の胸を撫で、お前を食べちゃうぞぉ♡してダンスに誘ったら、警察に見つかって、職務質問され自分が誰だか分からないととぼけるも、やっぱり歯科外科医だったことを思い出して、もう一人の自分ヘンリー・フラワーで花を差し出して誤魔化そうとするも、やっぱり裁判にかけられ審議されるハメに。そこで大富豪のふりするも、メイドに情事を暴露されたり…見知らぬ女性と隠れて文通していた事実発覚で大ピンチ…!!!

--終わらない悪夢の恐怖と笑いについていけず、もう煮るなり焼くなりどうとでもしてくれ状態☆訳の分からなコメディ!


5、王様inトレイットでSING A SONG♪
用を足し終わったら、いつの間にか広間に市民がずらり。この国に自由と愛を!目の前で熱烈な女性ファンが自ら命捧げて自殺して「へ?」ってなって「え~ぃ!こんな時こそ歌っちゃえ~ぃ!」って開き直って陽気に歌を歌い出し美声を披露しちゃう王様、そこへハモりだす市民。

と思ったらまだ裁判中だった…(ここら辺からクレイジー加速!)

事もあろうに裁判長に向かって「あっかんベーベー」しちゃうブルーム被告可愛すぎ。全裸になって大事なところ帽子で隠したり、妊娠してお腹が大きくなっちゃったり(?)子供を産みたいとか突拍子もないこと言い出したり…
ついに死んだはずの友人が棺桶の中からこんにちはして必死に弁護してくれたついでに、ギリシャ人のあの話をまた持ち出して得意げに熱弁したり、"Oh,Rocks!" (っつーか妻も傍聴席にいたんかいっ!)

--全てがなんのこっちゃ!支離滅裂ドッピュ~☆


6、最後の章が一番やばす…覚悟がいるやつ。

~ドSの女王様に調教されるの巻~

"Have you forgotten me?"
"Nes. Yo." ←エヌとワイが逆ぎゃく!!!もう爆笑www

ご主人様の威圧感からベッドで縮こまり激しい言葉責めに合いながら恥辱プレイ開始。乱暴に扱われるほど喜んじゃう問題ありの性癖。そんな中、美しいおみ足の匂いを嗅がされ闇に落ち、すごい勢いで吹っ飛ばされたと思ったら、今度は剣でお尻の穴を一突!痛みに絶叫するもその嬉しさに恍惚となる。次にお仕置きとして女性用ドレスを着させられて、髭づらで上品なドレスでめかしこんで髪にリボンつけて乙女に大変身よ☆色っぽいでしょ?わ・た・し♡うっふん♡(レイ様 女装が似合わなさすぎて絶句www)
その格好のままご主人様にムチで打たれ、跪き懇願し、仕舞いには私の熱々のおしっこを飲めと命令され嬉しそうに全てを飲み干してご満悦そう。最後は愛を囁かれながら指の性感帯を刺激され幸せ感じてEND♡

……。

絶対に見てはいけないものを見てしまった感。このシーン目に焼きついて離れない!助けて゛ぇぇぇ!!!!!!トラウマになったマジで…凄まじ過ぎるってば…

女装姿で床に這いつくばりながらご主人様のおしっこを飲まされるシーンが一番ショッキングだった…Oh, Dark Side…

超アブノーマル変態M属性、不格好で堕落狂のレイ様最高かっっ!!!!!
この、むっつり式妄想大好きおじ様を大熱演したレイ様に最大級の賞賛を贈りたい。本作は知る人ぞ知る彼の最高傑作なんじゃないか!?

シュールで奇抜、下品なのに幻想的で上品!?なんじゃこら、ユニークすぎて脳みそぶっ飛ぶ。面白過ぎて息が出来なくなりそう。

これは本気でヤバいと思う。
未知の扉が開かれてしまった…パンドラの箱とでもいおうか…。

芸術セクシャル・ファンタジー*☆

『ユリシーズ』って一体、どういうお話なんだ!?興味は尽きない…

とにかく!品があって穏やかなイメージのレイ様が、こんなコミカルであり得ない程ぶっ飛んだ役をやっていたということにただただ驚愕!この作品に出会うために私はここまでレイ様を追いかけて来たんだとさえ思える。

素朴で気だるい感じから、漫画ちっくな"どエロ"まで。

こっぱずかしいドMな変態レイ様がおバカで可愛くて昇天♡

叙情的/妄想/宇宙/神秘
想像力と感性を刺激されまくる。

いろいろひっくるめて、オンリーワンの素敵な作品*☆
恐るべし奇妙なアイルランド映画!!!
お気に入りの一本として崇めさせて頂きます。


――"輪廻転生"

――それは魂に愛をもたらすための運命のサイクル


P.S.
本作は偶然にも【Bloom's Day】と呼ばれる6月16日に鑑賞したの。そうとは知らずにね。これもきっとDestinyなのよ。あなたもそう思わない?Naughty Darling♡


*☆Keyword*☆
『 \\Metempsychosis. Oh,Rocks!// 』