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クライ・ベイビーのlvsのネタバレレビュー・内容・結末

クライ・ベイビー(1990年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジョニーデップの映画初主演作品だが、製作年はシザーハンズと同じ。
84分と短めの映画で、とにもかくにもジョニデは格好よかった。

ジョニデ演じるクライ・ベイビーの音楽はめちゃくちゃエルヴィス・プレスリー感が強く、監獄といい絶対意識してるよな。
色んな人がフレンチキスしまくるシーンや前戯のシーンは、時代とはいえちょっとティーンに見せるには過激すぎるかなと思ってしまう。

しかし裁判めちゃくちゃだわ、刑務所内にヘリ乗り付けるわ、面会室のガラスを歌いながら電話でどついたらガラスが破壊されて何故か釈放されるわ、最後みんな左目やら両目からツーっと涙流すわ、ミュージカル映画のこういったリアリティの無さを「それが良いんだ」と思えないうちは、いつまで経ってもミュージカル映画最高とはなれないんだろうなと納得できた。
好きな人は好きなんだろうが、そもそもミュージカル映画があんまりな自分には響くものが特になかった。
1990年の映画なのにとても古い作品のように感じて、この映画が「ホーム・アローン」「プリティ・ウーマン」「ダイ・ハード2」と同い年作品だとは、色々な意味でとても思えない。

余談だが、どんだけイケメンでも監獄でダサい涙のタトゥーなんて入れてこられた日にゃ100年の恋も冷めてしまいそう。
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