田山信行

ラナウェイ・ジェーンの田山信行のレビュー・感想・評価

ラナウェイ・ジェーン(2001年製作の映画)
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夫と息子が自分を騙して諜報活動なんかに従事してたらそらまぁキレるけどね。矢継ぎ早な展開に状況が転々として飽きさせないスリラーになっているのはさすがにジョエル・シルバーか。もっとド派手なアクションや爆発を期待するけどそこはまぁTVMだし。手堅く纏まっている。

最後の最後に一応は大爆発!があるんでジャケットイメージも決してフカシではない。爆炎あがんないけど。怒りを原動力に反撃に転じていくアクティヴなテリー・ハッチャーも魅力的だ。なんでか90年〜2000年初頭辺りのロブ・ロウってTVMでタフガイ的な役演じてるな。そんなイメージないが。

機密データを巡るそれぞれの陣営みんなツメが甘くて所々アホっぽいというかご都合主義的展開だけど細かい部分をブラッシュアップできれば劇場用作品になれたりするのかね。

誰か見たことあるなぁと思ったら……
思い出した。ロボコップ2号ことロボケインの人か。
田山信行

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