マーク・ダカスコス、いつからこんなイケオジになっていたんだ。と思いつつ、「こういう人、寿司屋の大将にいるよね」とずっと感じながら見ていた（笑）そんなイケオジ大将が、バンコクで人を殺していく。なんかアメリカ映画って、ちょくちょくバンコクを舞台にするよね。魅力的な場所なんだろうか。あの異国感がメリハリあっていいのだろうか。はたまた撮影がしやすい？ そんなバンコクで静かな殺しが行われ、タクシーで静かに会話が流れる。なぜ殺していくのかがわかってくると関係者が見えてくる。それでも続くタクシーでの会話。うーむ、この静かな作風はセンスが良い。そうなるとケイン・コスギあたりの展開が邪魔だったかもしれない？（笑） もっと静かに、もっと大人に締めてよかったのかも。やるせない復讐劇で目的を果たせたのかわからず死んでいく主人公、そういうエンドだとバッチリだったのかも。
