掴めそうで掴めない映画だった。
ホラー要素はないがゲットアウトに似ている
初めはリアルな音の質感が心地よかったが、それが段々と不気味に感じてくる。
一人称が読みにくい。ルーシー目線で見ていたが、ジェイク視点で見たほうがまだ分かりやすい。
最後の劇シーンでは彼のミソジニストらしさがはっきりと分かる。ルーシーの人生を自分の中に取り込むことこそ「最大の発見だ」と言い、アイスクリーム屋の女の子たち(トラウマ)を含めた大衆から拍手喝采を浴びる妄想。
理想ばかりを求める平凡な人生。他責の人生ではジェイクのようになりかねない。誰しも承認欲求や自己嫌悪を抱えているが、塞ぎ込まずに自分の力で変えていくしか希望はない、、、
