ランキング上位に上がってるし、と思って見たら度肝を抜かれた。あまりにも予期せぬ映画だった。これは映画だったのか。巡り巡る会話劇も退屈になりそうなのに目を離せず、わだかまりや疑問を誰かの解説で解決したくないと思ったのに読んでしまった。深い。同時にここまで踏み込めなかった自分に落胆。
『サイコ』みたいに、感情を追いかけていたはずの人物がスッと消えてしまう感覚。
アイスクリーム屋さんの女の子が1番気になったなあ。「私はこの子を知っている」
老いや劣等感、女性が所有されるetcミソジニーvsホモソーシャルの生きづらさ。賢いからこそ上がる問題。I'm Thinking of Ending Thingsってそういう意味だと思ってたのに、一本取られる作りだった。俳優陣みんなすごいんだけど、トニ・コレットって見るたびに存在感がすごい。