2021年65本目
「犬鳴村」に続く、恐怖の村シリーズ第2弾。
登場人物は多くありませんが、丁寧な背景説明などは殆どありません。
色々と分からないまま物語は進行していきます。
決して複雑な部分は無いのですが、何となく分かりにくいような不思議な作品。
また、そういう設定なのでしょうが、主人公の振る舞いに序盤はイライラしっぱなしw
行動にも不可解な点が目立ち、個人的には主人公に感情移入できず、全く盛り上がれませんでした。
個々のアイデアは良いと思いますが、盛り込み過ぎなのか恐怖描写に一貫性がなく、終盤は何でもアリみたいw
こういった作品なので、全ての謎を説明する必要は無いと思いますが、謎の種類が多すぎて置いてけぼりにされた気分。
題材は良いのに何となく残念な印象でした。
