このレビューはネタバレを含みます
原日出子さんが若々しくて最初は彼女が姉妹の母親なのかと思ってしまったw
微笑ましいのはそれくらいで、あとは話としてあれこれ混ぜてまとまらなかったような印象
樹海で築き上げたコミュニティの話をしたいのか一部界隈では名の知れたコトリバコをピックアップしたいのか、元カレなのか片想いなのか関係性を匂わせた意味とか笑顔で拒絶する演出とか、いろいろ散りばめてはいるものの、その全てがぼんやりとしていて想像の余地どころではないなと個人的には。
樹木に飲まれた肉体なんかは芸術的だし指がボトボトシーンもなかなかにショッキングで画的な強さはあったかな!(国宝級イケメンを仕留めるためだけの塚地武雅もある意味画的に強かった)
犬鳴村より映像の気味悪さは好きだったが、オチでいうなら犬鳴のほうが落ち着くところに落ち着いてたなという感想
こうやって都市伝説にひとつの解釈を生むことができたなら、洒落にならんような怖い話にも樹海村の解釈はコレだ!と突き詰めてもよかった気がする
それにしても寺の金髪息子がただのチャラ男かと思いきや…なキャラで、自分だってつらい思いをしてるだろうに彼女を信じて愛したというなんか不憫ないい男だった、ほぼ確実にバットエンドだと思うけどなんとか彼だけはしあわせになってくれーーー