ながさわ

樹海村のながさわのネタバレレビュー・内容・結末

樹海村(2021年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

友人夫婦が引っ越しした時、主人公兄弟・男友達1人でその引っ越しを手伝ったが、床下から謎の箱が出てきた。その処分を快諾してくれた世話人さんは、箱を受け取って数歩でトラックにはねられて死んだ。そこから箱を持っていても怖いし、処分したいけどたまにどこか行くし、よくわからない存在だった箱。
その昔 村の結束を高めるために1人1本ずつ指を切り落として詰めたという曰くのある箱だったという設定で、一緒に箱を見つけた友人達は皆変死ししてしまい、発見当初から『関わると危ない箱だ』と察していた主人公は精神病ということで病院に入院させられていた。
主人公が自室の床に書いていた絵からヒントを得て、姉はその箱を 森の中深く、昔箱を置いていたところに返しに向かった。 かつて主人公は、幼少期に箱を見つけたことがあり、その時も悪霊達に襲われたが主人公・姉・母の3人で森に箱を返しに行った。帰り道で母が地面の穴に落ち、そこで犠牲になった経緯があった。たまたま今回も姉が母と同じ穴に落ち、そこで悪霊達に襲われるが、母の遺体に慰められたり(普通、慰められるかな?)病棟から飛んできた(?)妹に助けられたりして、最終的に姉だけが助かったというエンド。

しかしなんで昔の時代の指からその村人が生えて、今の時代の人間を襲うのか。しかもその村人は木になり、襲われた人間を巻き込んで硬化するし。主人公は保護室で木の影に忍び寄られ、引っ張られたり、壁に投げつけられたりする。でも、人1人が上から落ちてきたって、便座の根っこまでは粉砕されないと思う。そもそもあんなに割れるもの置いてませんよ。 うーん……映画の中だけでも筋が通っていると言えるのか?結構無茶するな、突っ込み入れたくなるなぁ、というのが総評。
タダなら見てもいいかもだけど、いい気分にはならないよ。