シュシュシュの娘のまぬままおまのネタバレレビュー・内容・結末

入江悠監督作品。監督自身がミニシアターの支援活動の一環として制作した本作品。

ミニシアターのシネマ尾道でみにいった。監督の挨拶も込みで。

予告とかは一切観ずに、またネタバレも鑑賞者の配慮で全くなかったからわくわくしてみにいった。
まさか忍者映画とは…。想像していなかった！
そして移民排除、公文書改ざん、桜の会など今の政治を真正面から批判する物語はミニシアターならでは。

終わり方もいいな。主人公の鴉丸未宇は、父同然に慕っていた亡き門野の無念を晴らすために、忍者になって文書改ざんの証拠を探し仇を打つ。
最後、市長や上司を猛特訓した吹き矢で打ち成敗する。和解とかではなく、ちゃんと相手を倒すのがいいなと思った。

終始、笑える部分もありおもしろかった。

あと制作も学生のボランティアを募集し、試行錯誤しながらつくったとのこと。
そしてパンフレットの監督の「ミニシアター応援宣言」の文章に感動してしまった。
これからもミニシアターに通いたいと思う。