恋が始まるときのモゾモゾ感は男女共通。始まるのか始まらないかの微妙な会話も「あるある」。お一人様の「これでいい」「やっぱり寂しい」感も分かりすぎて、なんかもう堪らない作品ですね。総菜店の前のシーン、ホテルでの長い廊下のシーンが印象的で、飛行機の中のシーンなど脳内妄想世界のシーンも実に痛快。たっぷり笑って、たっぷり泣いて、心底楽しみました。
前作「勝手にふるえてろ」が今ひとつのめりこめなかったので、同じ原作・同じ脚本・監督とあってロードショーは見送っていましたが、二番館でようやく鑑賞、昨年中に観なかったことを大いに後悔しました。レンタルも始まるようなので、是非に。