主人公がやたらと独特というか、いろんな意味でギリギリ一歩手前でアッチ側に行くのを踏み止まってるって感じだなぁ、と思っていたんですが、原作が綿矢りさなんですね。(エンドロールで見るまで知らなかった、、)
じゃあしょーがねぇってゆーか、映画を振り返ってみれば確かに綿矢りさっぽかったですね。
🍤ストーリー
頭の中のSiri的な存在「A」を心の拠り所として、常に彼と会話をしているみつ子。
休みの日はお一人様で食品サンプル体験会に赴いたり、焼肉を食べに行ったり。
一見、男っ気のなさそうなみつ子だったが、密かに職場の取引先営業マンの多田くんの事が気になっていた。
彼は度々みつ子の部屋を訪れては、夕ご飯を玄関でパッキングしてもらい帰っていく。
謎の間柄の2人であったが、、
🍤
主人公の後ろ向きなんだか前向きなんだかよく分からない性格がけっこう好きです。
心の支えを誰に求めるか、何に求めるかは人それぞれだと思うけれど、Aみたいな存在がいるということは、素直に羨ましいと思いました。(中村倫也の声も良かった)
最後の方の部屋のシーンはなんだか寄生獣のラストシーンみたいでしたね。いや、そんなことねぇか。
のんさんはやっぱり良い役者さんだしカワイイですね。