Rii

私をくいとめてのRiiのレビュー・感想・評価

私をくいとめて(2020年製作の映画)
4.8
誰かと一緒の時間もすっごく大好きだけど、その分、1人の時間が絶対欠かせない。
誰かといるのもすごく楽しいけど、
気疲れが出ちゃうことも多い。
その点1人の時間は楽しいし、ソロ活余裕だし、
人との関わりでいろいろ考えちゃうことも、女性同士、環境が変わる中での葛藤も、
温泉での葛藤シーンも、
最後の部屋での不安なシーンも、
なんかもう、昔を思い出したり
たくさん共感するところがあって
まるっと全く同じではなくても
わかる、わかるってなってました…

その上、のんちゃんと林遣都くんの演技とっても良くて、めちゃくちゃのめり込みました。
よかった。めっちゃよかったなぁ。

好き嫌いは選ぶかもしれません、
でも、好きな人にはめちゃくちゃハマる映画だと思います。^^

人とのコミュニケーション。
女性の独身、結婚、出産。仕事。セクハラ。

のんちゃんの感情表現は
こちらの心を揺さぶるものがありました。
勝手に、心から2人がこのあと幸せになって欲しいって、すごく思ったなぁ。


個人的に、ご飯がたくさん出てくる映画がとっても大好きなので、美味しそうなご飯がたくさん出てくるところも好きなポイントです!^^
どれもおいしそうで。
肉じゃがも、かき揚げもいい。
でも、コロッケがたまらない。

高校生まで、所謂蛙化現象だった自分が
大学生で初めて付き合って克服できた頃、
当時人生で初めてのファミチキを
並んで食べながら歩いたとき、
本当に幸せやったなぁと
コロッケ見ながら思い出してました
(何故かコロッケ見てファミチキを思い出す)


昔、『脳内ポイズンベリー』を
観た記憶がありますが、
それとはまた全く違ったベクトルだけど
人の脳内の感情を映画として表現する点では似ているかもしれないです。
そういう、映画の軸になるくらい、
人の脳内ってしっちゃかめっちゃかなんだよなぁ、でもその人にしかわからないし、その人さえもわからないところがあるし、この、Aっていうかたちでそれを表してきたのは
おもしろかったです^^
Rii

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