乾燥機

僕と頭の中の落書きたちの乾燥機のレビュー・感想・評価

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)
4.8
自分にしか見えない人や
自分にしか聞こえない声に
苦悩するアダムにとって

多くの人と同じように生活する
「普通」ってやつは困難だった。

とはいえ、家族に厄介者と思われたくないし
好きな女の子に嫌われたくないから

「普通」で居るための努力をした。

でも、自分の現状を受け入れないと
前には進めない。

僕は病気を抱えているが
病気そのものじゃない

苦しい現状を受け入れた先に
彼の前に広がる世界とは、、

という感じの映画なんですけど

この映画の雰囲気や空気感や世界観が好きでした。

ただ、それだけでなく
理解を得ることが困難な病気が
わかりやすい形で可視化されて描かれているので

イメージしづらい病気のことも少しは知ることができた気がします。
乾燥機

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