自分にしか見えない人や
自分にしか聞こえない声に
苦悩するアダムにとって
多くの人と同じように生活する
「普通」ってやつは困難だった。
とはいえ、家族に厄介者と思われたくないし
好きな女の子に嫌われたくないから
「普通」で居るための努力をした。
でも、自分の現状を受け入れないと
前には進めない。
僕は病気を抱えているが
病気そのものじゃない
苦しい現状を受け入れた先に
彼の前に広がる世界とは、、
という感じの映画なんですけど
この映画の雰囲気や空気感や世界観が好きでした。
ただ、それだけでなく
理解を得ることが困難な病気が
わかりやすい形で可視化されて描かれているので
イメージしづらい病気のことも少しは知ることができた気がします。