イチロヲ

熟女の誘惑 入れ食いの宿のイチロヲのレビュー・感想・評価

熟女の誘惑 入れ食いの宿(2018年製作の映画)
3.0
年上の会社秘書(白木優子)と交際しているエリート族の青年(櫻井拓也)が、玉の輿を狙う女性に誘惑されてしまう。年の差カップルの葛藤劇を描いている、オーピー配給のピンク映画。

本作のヒロインは、年下の彼氏から求婚されているが、10歳も年上であることが引け目となり、結婚を躊躇っている立場として登場。交際中であることを周囲に公表することができず、ウジウジしているうちに、他者を絡ませた泥沼化が進行してしまう。

青年に絡んでくる女性陣は、社長の娘(原美織)、会社の同僚(福咲れん)といった顔ぶれ。濡れ場が必要なことは分かるのだが、青年が他者相手にホイホイとセックスしてしまうため、葛藤劇という観点では、芯がブレブレになっている。

ヒロイン役の白木優子が爛熟した色気を振り撒いており、抱き心地のよさそうな"わがままボディ"を拝ませてくれる。社長役のなかみつせいじが、マルクス兄弟のグルーチョみたいな髭を付けているところも面白い。
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