トムヤムくん

ヘイターのトムヤムくんのレビュー・感想・評価

ヘイター(2020年製作の映画)
3.2
SNSでの中傷戦略で、思わぬ成功を手にした主人公の話。

まず一言。とにかく長い。「ネットの怖さ」を伝えるにしても、「主人公の狂気」を描くにしても、もう少しテンポ良く短くできた気がする。ただこの淡々とした雰囲気に、主人公の目的を選ばないヤバさがじわじわとマッチしていくのは、観ていて気持ちが良かった。まあこれは単純に自分には合わなかっただけだと思う。

そしてストーリーも『ソーシャル・ネットワーク』と『ナイト・クローラー』を混ぜたような感じで、主人公にも全く感情移入できない。ゴリゴリに胸糞映画だった。