ノマド＝遊牧民
近年ではIT機器を駆使してオフィスだけでなく様々な場所で仕事をする人を“ノマドワーカー”と呼ぶらしいですが。
終始広大な自然の中、非常に美しい広々とした風景と共に映し出される“ハウスレス”の人々。
若者は出てこない。人生を渡り歩いて来た熟年者のロードムービー。
映画としての起伏が特になく、確かにドキュメンタリー的な淡々さ。
だけど決して哀愁を感じるわけでもなく。なんか自身に問いかけられる感じがしました。
面白いとかより“考えさせられる”というニュアンス？「人生とは？」みたいな。
住んでた故郷が無くなってヴァン生活になるって、凄すぎて日本ではまず馴染みのない生活故にピンと来ないこともあるでしょう。
【現代に生きる旅人達】みたいな感じで、魅力的でありました！
ただまぁ、観るタイミングと人を選ぶ作品かなとも思いました。
