このレビューはネタバレを含みます
最初は経済的に困窮してノマドになったのかと思っていたら、自らの意思でなったんだなあ。職場は倒産し、旦那に先立たれ、ヴァンで生活をしているけど辛さはあまり感じない。時々孤独に苛まれることはあるけど、自分はこの生き方を選んでいるという自信も感じられる。周りから一緒に暮らすことを求められても、はたまた愛の告白をされても自分はこの道で行くんだというもの。
ラスト、愛を告白され一緒に住むことをもとめられた男性の家から出て行くとき、素晴らしい景色の中、孤独を感じつつ自由を選んだ彼女、なんて清々しいんだ。
パンフレットがないのが非常に残念。