このレビューはネタバレを含みます
この先何度も思い出す映画になりそう。
ヒトは生殖が最大の目的の動物ではなくなったから、みんな自分の生きる意味を探すようになったんだなあと改めて思う。
どの生き方が正解というのはないけど、自分が自分らしくいられるというのが今のコレクトなんだろうね。
勇敢さとか正直さにおいてわたしは人並みでしかないからノマドランドには行けないけれども憧れがないわけでもない。
2008年というキーワードが2回出てきたけれども、最初に出てきたときは2008年にすべてを失った人の話で、次に出てきたときは2008年の底値で不動産買って儲けときゃよかったって話で、、、グロいわ。
資本主義は罪深い、のかも。
実際のノマドの人たちの話だからより心にずっしり来るね。
スワンキーが送ってきたツバメの動画を見たファーンが「戻った」って言ってるのが印象的だった。
このまま死ねたら幸せって場所や光景がどこかにあったらそれはとても幸福なことなのかもしれない。
into the wildライト版と思った。