定住を捨て家を捨てて人生の思い出と人々との新たな出逢いと共に、車中泊をしながらいろいろな土地を放浪し大自然の風景に感動する生き方を選ぶ。
定住を捨て家を捨てる事で、綿々と続く嫌な思い出や記憶や、繰り返される同じ風景の日常から解放される。
働ける若い頃に歳を取って体が動かなる事が分かっていながら貯蓄をせずに消費におぼれ、年金の掛金を支払わなかったツケがまわってきた上に頼りにしていた夫を亡くしリーマンショックで経済基盤を無くしてしまい生活ができなくなってしまった。
仕方なく放浪を選ぶことになるが、解放される心と身体と自由な時間で、壮大で美しい大自然に身を委ね感動をもらいながら1日1日をシンプルに生きる事に真実の幸せを感じる。
耐えきれない過去の辛い出来事から逃げて美しい思い出だけを持って旅しながら、自分と同じように過去の苦しい出来事から逃げてきた明日をもしれない日々を過ごす多種多様な人々との出逢いによって他人の苦しみに触れることで自分の人生を確かめることができる。
