【マドモアゼルノマドの窓】
クロエジャオ監督×フランシス・マクドーマンド主演のドキュメンタリータッチの作詞。第93回アカデミー賞にて作品賞、監督賞、主演女優賞に輝く。
〈あらすじ〉
ネバダ州に暮らす60代の女性ファーン（フランシス・マクドーマンド）は、リーマンショックのあおりを受けて、長年住んでいた家を失ってしまう。やがてキャンピングカーに所持品を詰め込んだ彼女は、アメリカ各地で季節労働をこなしながら旅をするノマド (遊牧民)生活を開始。その日暮らしを続けながら仲間たちと出会い、毎日を精一杯に生きながら、自由で誇り高い旅を続けていく。
〈所感〉
アマプラで何度見ようとしても字幕が流れないのでずっと見れなかった。しかし、昨日トライしたらようやく字幕が流れたので鑑賞！映画見れるの当たり前じゃねえからな！！感謝である。
こういう人生もあるんだ。窓から庭を除くと車中泊している高齢のおばさん。傍観者の私たちはただただそれを見て、なんて哀れだろう、可哀想だろうと思うのが普通だが、意外と彼らノマド当事者は大変ながら楽しんで暮らしているらしい。この作品はそんな傍観者の我々がノマド当事者の彼らの生活を追体験できる点で非常に意義がある。ノマド同士のコミュニティーはお互い助け合い、時に折り合い、うまくやっていることに感心する。それぞれ個性も得意なことが違うため、画一的ではなく歯車がガチっと噛み合うらしい。日本のブラック企業とはそこが違う。
ちょっと疲れたので私も明日からノマドにもなろうと思います。サヨナラは言いません。我々はまたどこかで会うのですから。探さないでください…。あっただ今帰りました。大変な旅でした。やっぱノマド無理だわ。そもそも私車中泊ができない体質でした。
