主人公と同世代で共感しながら見始めたものの、こんなに私は次々と移動しながらのサバイバル生活を勇敢にはやってのける能力がないので途中からは共感より別の世界を旅する感覚に変わった。
ノマド生活を可哀想とか見下すように周囲から見られても本人がどう感じるかがその本人にとっての真実。
ボウを引きずる姿を見て、夫を大切にしようと思った。実際はどうかは置いといたとしても。
旅を続け人と出会い、別れ、また旅が続く。
プロポーズされても、その相手には年月を共に重ねた家族たちがすでにいる。そこに新たに加わるにはボウの思い出と共に指輪をはずさず生きるファンには飛び越える意思にはつながらなかった。
好きな時に裸で川に浸る自由。
自由を選べば何かを捨てる。
何を選ぶか。
そして、旅は続く。