ししまる

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償のししまるのレビュー・感想・評価

2.7
◼️概要
2021年の伝記ドラマ。1960年代後半から70年代にかけ、米で黒人民族主義運動、黒人解放闘争を展開した急進的な政治組織ブラックパンサー党。FBI捜査官に成り済まして事件を起こした若者オニールは、刑務所送りを免れる見返りとして同党に潜入。ブラックパンサー、FBIの間を巧みに立ち回るが、FBI長官フーヴァーはハンプトン暗殺を指示、オニールは葛藤する。
◼️キャスト
ハンプトン:ダニエル・カルーヤ、オニール:ラキース・スタンフィールド、エドガー・フーヴァー:マーティン・シーン
◼️感想
実話ベースの作品で、かなり重苦しい。アメリカの暗黒史、無茶苦茶な時代の話だが、ハンプトンが殺害されたのは1969年12月。わずか50年ちょっと前のことで、過去ではない。
マーティン・シーン、80過ぎても元気だなあ。
◼️メモ
原題のThe Black Messiah(黒き救世主)はハンプトンのことを指す。第93回アカデミー賞(2021)作品賞など6部門ノミネート、助演男優賞(ダニエル・カルーヤ)と歌曲賞受賞。
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