95年ボスニア紛争で起きたセルビア人勢力によるスレブニツァジェノサイドを事実ベースで映し出す。95年7月は自分がまだ母の腹の中にいた時。とかクロアチア旅行に行ったり、好きなサッカーでよく聞く国たちというのもあってユーゴ、ボスニア紛争には興味は元々あった。帰りにWikipediaで色々見たけど複雑すぎて、こりゃ勉強しがいがあるなと。
そして内容とは別に、
「戦争」と言うと日本人が想起するのは第二次世界大戦がほとんどだと思うけど、それ以降だって内戦であったり、紛争など武力を用いた戦いは色々と起きてるわけで。過去の教訓から学んで「戦争」を起こさないと叫びたいなら、このようなケースだって過去の教訓になるはず。正直日本で起こる「反戦論」に疑問符がついてしまうのもその論が自国の過去だけを起点としたもので、ある意味ナショナリスティックというかガラパゴスだと思う。イデオロギー対立ありきじゃなくて、「戦争とは何か」を色々な側面やケースから学んでいくことが重要なんではないでしょうか。
