冒頭からずっと苦しくてドキドキして。。
ゆっくりと時間をかけてダメになっていく夫婦と、ゆっくりとできあがっていく橋と。
時間は必ず必要。
前を向くのも、その場に留まるのも、どちらも辛い。
喪失感という言葉で一括りに言えるようなものじゃないはず。
裁判の合間にずっとみることのできなかった写真を見るシーン。
感情が込み上げてきて胸が苦しくなった。
確かにあった幸せ。
生まれてきた我が子。
なんて、美しい写真だったのか。。。
りんごの匂いがしたという供述に、胸動かされた。
だからあんなにりんごから離れられなかったのか。
ラストの大きなりんごの木のシーンで救われた。