このレビューはネタバレを含みます
1962年にノボチェルカッスクで実際に起きたストライキ事件を描く物語
ソビエト連邦はスターリンの時代からフルシチョフに代わったこともあり物価高で市民の不安は溜まっていった…
表向き軍隊がストライキの暴動を鎮圧したことになっているが実はKGBが起こしたものであった
遺体を埋めたり落ちない血糊はアスファルトで上塗りしたりして全てなかったことにするやり方や、徹底した情報統制を国民に強いるのは国名は変われどロシアのプーチン大統領がロシア国内やウクライナでいまやっていることと変わらない
近い実話映画だと大韓民国の光州事件を描いた タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜 ですかね…
ちなみに映画はロシア制作になっているが
よくこれの上映許可おりましたね
平和な国な生まれて良かったと思うとともに
ウクライナの悲劇が早く終わらないかなと願うばかりです…