たむ

親愛なる同志たちへのたむのレビュー・感想・評価

親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)
4.0
『カティンの森』や『赤い闇』あるいは『スターリンの葬送狂想曲』のように他国からソ連の恐ろしさを描いた作品はありますが、ロシア映画が正面からソ連時代の事件を描くのは、非常に珍しいです。
それもデモの市民に銃で攻撃した『ブラディ・マンデイ』や『光州5.18』のような隠蔽した大事件です。

この題材は国家の過ちを市民の犠牲のもと描き出すので、非常に深刻なテーマです。
一人の母親が娘を探すシンプルであり、普遍的な衝撃作です。
たむ

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