圧倒的に理不尽で、胸くそ悪く救いが無い。
暴徒、暴走、貧富の差、武力革命、軍事政権。
今も世界のどこかで起きているような事象を疑似体験出来る映画です。
そこに自分の知る常識なんていうものはなくて、
あるのは征服者による「新しい秩序」のみ。
なんというか…戦争というのがいかに人間の道徳観や倫理観を奪っていくのかがよくわかります。
ミャンマーやアフガンの事考えながら見ると、やるせなさもひとしおです。
この監督追いかけたいな。
あと、偽善箱入り娘って感じで、
ちょっと主人公の女には苛つきました。
せめて自分の街の情勢くらい仕入れとけよな。