地球外生命体

ニューオーダーの地球外生命体のレビュー・感想・評価

ニューオーダー(2020年製作の映画)
3.4
『母という名の女』『或る終焉』などで多くの映画賞に輝き、国際的に注目を集めるメキシコの俊英ミシェル・フランコ監督が、広がり続ける経済格差が引き起こす社会秩序の崩壊を描き、2020年・第77回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞したディストピアスリラー。

裕福な娘マリアンは夢にまで見た結婚パーティの日を迎え、幸せの絶頂にいた。彼女が暮らす豪邸には、結婚を祝うため政財界の名士たちが集まってくる。そんな中、近所の通りで行われていた貧富の差に対する抗議運動が暴動化し、マリアンの家も暴徒たちに襲撃されてしまう。殺戮と略奪が繰り広げられ、パーティは一転して地獄絵図と化す。マリアンは運良く難を逃れたものの、次に彼女を待ち受けていたのは軍部による武力鎮圧と戒厳令だった。

★ヴェネツィア国際映画祭
審査員賞
Leoncino d'Oro Agiscuola Award
★2020年ストックホルム映画祭
Impact Award
★2021年アリエル賞
特別効果賞
★2021年ハバナ映画祭
監督賞【Fiction】
★2021年ホセ・マリア・フォルケ賞
ラテンアメリカ作品賞
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