西東京

拳銃の町の西東京のレビュー・感想・評価

拳銃の町(1944年製作の映画)
3.8
冒頭ジョン・ウェインは何故か駅馬車の操縦席に乗りたがり、時たま手綱を握ろうとするが、その図々しさと態度そのものが町で起こっている複雑化した物語を推し進める力となる。牧場の権利を巡るミステリーはラストの方まで全体が見え辛く中々解決しない。誰かの策略で真実に靄がかけられそうになる頃、ジョン・ウェインが腕力で靄を振り払いグッと面白くなる。ラストは牧場に全員集合で大団円。短い時間に詰め込みすぎだけど面白かった。
会話の途中で急に窓外から射撃されたり、殴り合いで椅子ぶん投げて2階の窓を突き破ったり、唐突な暴力が記憶に残る。
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