原題"HONEST THIEF"
タイトル同様、脚本も何の捻りもありません。
最愛の人を見つけた元海兵隊&銀行強盗が改心して自首しようとしたら、悪いFBIにハメられそうになって恋人まで殺されそうになったので、どないかする!という超絶シンプルなプロット。
何故そこまで深く恋に落ちたかは全く描かれないので(一年後…で端折る)リーアム兄貴の心情にいまいちついていけず、自首からの流れも真っ正直過ぎてちょっと痛い。FBIも無計画で場当たり過ぎてツッコミどころが満載。期待の爆破シーンもほぼ無く、見所は少なめ。
出演陣が意外や豪華で、悪役FBIにはジェイ・コートニー、FBI上司にロバート・パトリックと、FBI勢が謎のターミネーター祭り。
やってることは薄いんだけど、役者陣の雰囲気でそれなりに楽しめてしまう、でも明日には忘れている、これまた、良くも悪くもリーアム・ニーソンらしいと言えばらしい作品。