いや〜！よかった‼︎よかった‼︎
ボイパから始まる上に韻踏みまくりのラップ調だし、舞台装置はなくみんなリハみたいな服装だし、冒頭からどうなるんだろうかとドキドキワクワク！コンテンポラリーな舞台って抽象的だったり前衛的すぎてわかりにくいものもあるんだけどとてもシンプルに作られていた。だからこそ真っ直ぐ心にぶつかってくる。椅子を用いた演出が好きだから演者が入れ替わることで場面チェンジさせるあそこはとても好きなシーン。テンポの良さがいいよねぇ。照明と音で戦場や臨死状態を見せるとこも良かったなぁ。あんな奥行きのない空間を自由に使える想像力。演劇の本質を感じさせられた。後はもうマカヴォイがすごい！彼の表情に何度涙腺が緩んだことか！シャマラン作品での変化術もすごいなぁと思ったけど表現の繊細さに感動させられっぱなし。ロクサーヌ天真爛漫すぎない？とか思ったけど女子大生なんてそんなもんかと現代に置き換えてみた。マーゴットロビーしかり口を大きく開けて笑う女子に惹かれてしまう私は彼女の笑顔が好きでたまらなかった。期間限定劇場公開作品だからすごく迷ったけど観られてよかったなぁ。ただこんな時だから割高でもいいから家で観られる環境ができると嬉しいなぁ。
