個人的には、ここまでのシリーズ作品の中では、1番面白いと感じた。
物語は、前作ラストシーンのドムの救出から始まる。一連の救出劇により指名手配された、ミアやドム、ブライアンはアメリカからブラジル、リオデジャネイロに逃亡する。そこで、リオデジャネイロのボスレイエスを相手とした戦いが始まるのだが、そこにFBIの敏腕捜査官ホブスが参戦し物語をさらに白熱したものとしている。
全体的な作品の雰囲気として、前作までのカーアクション主体の車好きにより好まれるような作風からファミリー重視の方向に舵を切ったのは英断だったと感じる。
おかげで今作は車に特別な知識がない私でもとても楽しむことが出来た。
しかし、今シリーズの代名詞とも言えるカーアクションがなくなったわけではなく、市街地でのカーチェイスや序盤のシーンなどでは前作と同等かそれ以上の迫力があるカーアクションが組み込まれており、1種のこだわりを感じる。
今作までの主要な登場人物が一堂に会する点も今作の興奮を助長していると感じる。
