エンタメアクション映画。
特殊部隊の隊長が主人公。仲間を殺され、家族を守るため、裏社会のボスおよび組織そのものを単身、始末しにいくという内容。
強そうな敵もあっさり殺しちゃう独特のバランスが最後まで続く。
息子を殺された恨みで動いていた裏社会のボスと、家族を守るために戦っている主人公と、いったいなにが違うのかという葛藤があるのかと思いきや、そんなボスもあっさりぶっ殺してハッピーエンド。
敵とはいえ、ひとを殺したらなにかしら罰を受けるのが物語の鉄則じゃないのと戸惑う観客にポストクレジット映像が与えられる。
なるほど、主人公は闇落ちしたのか……と、いうわけでもない？ え、二重人格なの？ なにこの謎のくだり。
向こうの弾は当たらないけど、こっちの弾は百発百中という無双アクションが楽しめるのはいいけど、ここまで適当な映画もなかなかない。
