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ザ・ファブル 殺さない殺し屋のmitoのレビュー・感想・評価

3.6
2021年74本目。
凄腕殺し屋が一般市民になって日常を過ごすファブルの続編。

相変わらず、キレッキレの岡田くん。
CQC仕込のスタントアクションは割と本気で、規制の多い日本でよくもまた撮影出来たなというレベルに達している。
やはり、予告編でも流れている団地と冒頭の立体駐車場でのアクション。外堀に組んだ足場をガンガン破壊するし、駐車場の方は三池崇史の「初恋」で監督が「日本では撮影無理だから」とアニメーションにしたアクションシーンを普通に実写でやってのける剛腕っぷり。

ストーリーも続編という旨みを活かして、設定の説明を省ける分、コメディ要素、シリアス要素共に綺麗にまとまっている。

今回は敵側のキャスティングが特に光っており、役所広司よろしく悪役映えして来た堤真一、兄貴肌の安藤政信の二人が見事にハマっているし、
平手友梨奈ちゃんも本人の適性に合った、ツンからのデレキャラで好演を見せている。

一作目より確実にクオリティアップしている。
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