もた

真夏の夜のジャズ 4Kのもたのネタバレレビュー・内容・結末

真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

音の良い上映に「ひやかし」で参加。映画も初鑑賞だから小さくなって見てたけど、似たような人が多かったらしく安心半分、ジャズとオーディオファンの方々に対しての申し訳なさ半分。映画館のスピーカーの知識にかなり疎いから聴き比べとかめちゃくちゃ勉強になりありがたかった。ジャズはパーソネルを把握するのがなかなか難しかったりするけど、当然映像なら一目瞭然。マックス・ローチやエリック・ドルフィーなど前情報よりはるかにたくさんの人が出てて感動した。基本的にステージ下からの撮影で、モンクなんて手元が全然映らないのがもったいないと感じてしまう。脂の乗ったマイルスのバンドを撮ってなかったり、ラストがマヘリア・ジャクソンだったり、フェス自体の雰囲気を反映したのか(観客の反応的にもボーカルが圧倒的に盛り上がってる)、映画の趣向なのかはわからなかった。ただ、広告写真家の監督の撮影がシャープで美しく機知に富んでいて、確かに演者ばかり撮らなくてもいいなぁと思ってしまう。
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